ハンドル 「あごかぜ」 の謎?


いくつかのボードで使わせていただいておりますこのハンドルについては、ときおりおたずねをいただきますので、こちらに少し詳しく触れさせていただきます。

 「アゴ」というのはトビウオのことで、必ずしも「顎をたたく」の顎のことではございません。全く違うとは申しませんが(^_^;・・・
 各地で捕獲されるトビウオのうち平戸地方で秋口にとれる長さがせいぜい20センチほどのものまでをアゴと称しておるようです。
http://www.tbs.co.jp/inpaku/seibutsu/zukan/fish/htmls/fish_19.html

によりますと、
和名:トビウオ(ホントビ)
英名:FLYINGFISH
学名:Cypselurus agoo agoo

 その加工品(通常塩味の丸干し)が、フルート関連の関東方面のオフには時折私に代わって出席いたしておりますので、お見かけの節にはよろしくお願い申し上げます。
 あと、焼いて干してダシをとるのにも使われます。北部九州では正月の雑煮などを中心に「あごだし」がよく使われていると思います。「あごだしラーメン」というのもありますが、これについては 生月自然の会事務局「大氣圏」へおたずね下さい(^_^)。
 ちなみにアゴはこの地方では通常網によって捕獲されます。
 いよいよですが、アゴ風とは秋口にアゴをこの地方の近海や港の中に吹き寄せる北寄りの風の事であります(^_^)で、私の所属します地楽団(地元の楽団・・・地酒とかいう言い方に倣ってみました)の名称がEnsemble Wind Ago(和名:アゴ風合奏団)です。以後お見知り置きをm(_._)m。

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